ねじ口試験管の特徴

ねじ口のキャップとパッキングで密栓するねじ口試験管です。
試験管と差し込み式栓やかぶせ式ゴム栓の組み合わせでは密封性、耐薬性が不安、
共栓試験管では使用方法が限定される等お困りであれば、
ねじ口試験管をご検討してみてはいかがでしょうか。

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栓ができる試験管として共栓試験管も多くの場面で使用されていますが、
共栓試験管との大きな違いとして挙げられるのが、

・栓の材質:樹脂
用途に合わせてキャップ、パッキングの材質を選択可能です。
日電理化硝子のねじ口試験管では3種類のキャップと4種類のパッキングの組み合わせで
さまざまなシチュエーションに対応することができます。
高気密を求めるのであれば、ガス透過性の低いブチルゴムパッキング、
有機溶剤を入れるのであれば、耐薬品性に優れたフッ素PTFE使用のパッキング
乾熱滅菌をかけるのであれば、耐熱性に優れたフェノールキャップ、シリコーン素材のパッキング、
嫌気性細菌の培養であれば、直接注射針を差し込める穴あきキャップ、ブチルゴムパッキング、
などユーザーのご希望に応えることができるかと思います。
※選択可能仕様が限定される種類も一部あります。

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・栓の方法:ねじ式
ねじ式キャップとパッキングで締めて栓をするので、差し込み栓の共栓試験管に比べ、
安定して密封状態を維持することが容易です。
転倒した場合でも栓が外れることはなく、使用方法の幅が広がります。

さらに日電理化硝子のねじ口試験管の特長としては、

・肉厚が均一で綺麗な半円球形の底
底の形を肉厚が均一で綺麗な半円球形に成型することで遠心機にかけるなどの際、
衝撃が分散するので肉厚の不均一な底形状の商品に比べて割れにくくなっています。 

・フラットな口天面
フラットな口天面にパッキングを圧着させることで高い気密性を実現しています。

 ・首の長い形状+裾の長いキャップ
30ml容量以下のねじ口試験管(ST-13M~ST-18M)では、
キャップ閉開封時に手の接触による微生物の侵入や口部分の汚染を防ぐため、
首の長い形状に加え、裾の長いキャップを採用しています。

・アルカリ溶出量が少ない
同等他社製品と比較して、アルカリ溶出量が少ないので内容物の変化を最小限に抑えることができます。
製造の際、抜き取りでねじ口試験管の内表面のpH測定を行い、
pH7.5以下になっていることを確認しています。
コンタミネーションのリスクを伴うサルファー処理等とは異なり、
薬品を使用せずアルカリ溶出が少ない状態を実現しています。

 これらの特長からねじ口試験管は、
細菌培養や遠心分離、有機溶剤の保存など幅広く使用されています。
ぜひ、ねじ口試験管をご検討してみてはいかがでしょうか。

<ねじ口試験管リンク>
http://www.nichiden-rika.com/online-catalog/category_list.php?sub_category_id[]=5&category_id=1

 

 

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